これは良い5
屋根の上のヴァイオリン弾き
帝劇初日からの公演数が300回に達する頃、その内の地方公演数は100回を超えていた。
初演時、劇場を訪れた盛田氏に森繁は、「あんたのために、ひどい目にあったよ」と言いつつ、心からテヴィエ役を楽しんでいた様子だったという。
ユーモアと人情味が入り混じり、日本人のメンタリティに近いその父親像は人びとの心をとらえながら、同時にミュージカルという普通名詞を広める役割をも果たした。
86年再演の千秋楽、900回を持って森繁はこの作品を退いた。
屋根の上のヴァイオリン弾き
帝劇初日からの公演数が300回に達する頃、その内の地方公演数は100回を超えていた。
初演時、劇場を訪れた盛田氏に森繁は、「あんたのために、ひどい目にあったよ」と言いつつ、心からテヴィエ役を楽しんでいた様子だったという。
ユーモアと人情味が入り混じり、日本人のメンタリティに近いその父親像は人びとの心をとらえながら、同時にミュージカルという普通名詞を広める役割をも果たした。
86年再演の千秋楽、900回を持って森繁はこの作品を退いた。
屋根の上のヴァイオリン弾き
また、「森繁一座公演」と銘打てないかと相手方から依頼されたこともある。
が、「ミュージカル《屋根の上のヴァイオリン弾き》」というタイトルに森繁目身がこだわった。
地方公演に禁酒して臨んだ彼は、訪問地に着くごとに新聞社を訪れ、作品について熱く語った。
森繁の言葉が当時のパンフレットに載っている。
「われわれは旅芸人にはちがいありません。しかし、いささか口はばったい言い方かも知れませんが、われわれは文化をもって各地を廻って行くのだと自負しております」。
屋根の上のヴァイオリン弾き
75年に再演した後、森繁は地方公演を提案する。
俳優、スタッフ、オーケストラを含めて総勢120名の大移動。
"戦後最大の巡業"と呼ばれた。
76年5月から、札幌、八戸、仙台、大阪、松山、鹿児島、沖縄など20都市を廻る。
基本方針は、すべて帝劇のレベルを維持することで、今だとほとんど実現不可能な企画だ。
当時、地方の公共ホールでは、数日にわたる貸館契約はなかった。
だが道具の仕込みだけでも二日は要る。
だから、二つの団体名を使って(東宝と地方テレビ局など)連続で契約した。
海が荒れ、フェリーでの道具の到着がぎりぎりになったこともあるそうだ。
屋根の上のヴァイオリン弾き
新装の(つまり現在の)帝国劇場で二ヵ月という、新作の初演としては大胆なスケジュールが組まれた。
森繁は、依頼を受けてから半月以上じっくり考えての承諾だった。
多忙で歌稽古に出向けず、移動の車の中での稽古。
テープを聴きながら、高速道路をグルグル廻っていたこともあるそうだ。
67年の初演は、客の入りでみると、必ずしもいい結果ではなかった。
帝劇にはこの道30~40年というベテラン職人たちが今でも元気に働いている。
「あのころは、なかなか(お客が)入らなかったねえ」と振り返るほど。
まだまだミュージカルというジャンルが一般客に浸透していない時代だった。
屋根の上のヴァイオリン弾き
場所はロシアの寒村。
そこに生きるユダヤ人家族の物語である。
そういう設定なのに、日本では30年以上にわたって繰り返し上演され、主人公テヴィエは人びとから愛され続けている。
初代は、森繁久彌。
ユダヤ人の世界的ヴァイオリニスト、アイザック・スターンが、帝劇初演の彼を観て絶賛したのは有名な話だ。
そのテヴィエの足跡を追ってみよう。
発端は、元ソニー会長の故・盛田昭夫氏の手紙だった。
ニューヨーク初日直後にこの作品(主演はゼロ・モステル)を観た氏は、その夜、「森繁さんに、ぴったり、素晴らしいミュージカル」と東宝に書き送った。
それを受けて、企画が始動。
日本最高の少年漫画のひとつ。
バケモノを滅ぼす最強の武器である「獣の槍」と最強の大妖「白面の者」との因縁の物語。
そして太陽の瞳を持つ主人公「うしお」とその傍らにあって太陽の光を浴びて燦然と輝く月・相棒「とら」と全ての人々の関わりを描く物語。
物語
寺に住む少年・蒼月潮は自宅の蔵の中で一本の槍に縫いとめられていた妖怪を解放してしまう。うしおが「とら」と名づけたその妖怪は、かつて近隣一帯を恐怖のどん底に叩き落していた大妖怪であった。また、とらを500年間縫い留めていた槍こそ、2000年以上も前の中国で妖怪を滅ぼすためだけに作られた「獣の槍」であった。獣の槍の伝承者となったうしおは、とらと共に様々な妖怪との戦いを繰り広げる。
雑誌連載の時に最終回を読んだ時は、いきなりの最終回で頭が真っ白になってしまいました。
ハチクロは、自分の中じゃもう忘れ去った筈のトキメキを思い出させてくれる作品です。
思う様にはいかなくてもいっぱいいっぱいな気持ちを詰め込んで自分自身、喜んで傷ついて、それでも自分に正直に前を向いて行きたいと・・・。
懐かしくてちょっぴりセンチになるのです。
ドラマ、映画も観ましたが漫画が一番です。
物語
美大生・竹本祐太はアパートの同僚で先輩の森田忍や真山巧らに囲まれ、日々大学生活を楽しんでいた。
ある日、竹本達は大学の教師の花本修司から花本の親戚の花本はぐみを紹介される。人見知りが激しく口数も少ないはぐみだったが、その愛らしさに竹本は自分でも知らぬ間に一目惚れする。そして、変人として知られている先輩の森田もまた、はぐみを気に入ってしまう。はぐみと森田は惹かれ合って行き、お互いにその事を自覚していく。しかし、2人の恋は通常のそれとは違い、常人には理解出来ない天才同士の魂の結び付きのような物であった。「恋愛」と呼ぶには少し不思議な関係のはぐみと森田。そんなはぐみと森田の様子を見て、2人が共有する世界に入っていけない竹本は疎外感を味わう。