ごみ処分にかかるコストとリサイクル問題
こんにちは。
今回は、ごみ処分にかかるコストとリサイクル問題について色々思うことを書いていこうと思います。
ある市では、料金を支払って焼却処理を他市に委託するという方式をとっています。
この方式は、ごみ減量・リサイクルトナーのようなリサイクルの視点からも非常に興味深いものです。
・・・というのは、その市にとってはリサイクルやその他の方法によってごみ減量が可能になれば、その分委託している市に支払う料金が少なくて済むからです。
このように、ごみ減量の経済的効果がはっきりした数字で表すことが出来る事例も珍しいのではないでしょうか。
というのも、ごみ量が10%減ったからといって、普通のケースでは清掃職員や収集車をも10%減らせるものではないからです。
そこで、同市のごみ処理・リサイクル事業の現状にいま少し立ち入ると、まず市では分別収集を採用していて、可燃ごみ週2回(プラごみは可燃ごみ)、不燃ごみ週1回、それに粗大ごみ月1回の収集をしています。
可燃ごみは全量、同市の工場に直送しますが、不燃ごみ、粗大ごみについては、いったん破砕工場付きのリサイクル・プラザに搬入し、そこでびん・アルミ缶、スチール缶などを磁選機や選別用回転コンベアなどを利用した手選別で回収します。
このような方法で、再利用可能物を抜き取ったあとに残る無価物も、その大部分は同市の工場に持ち込んでいます。
市の工場への同市側の搬入量は、のちに1日150トンに改定されましたが、今日では200トンを超えています。
これに対し、委託している市による搬入は150トンあまり。
一方、同市がごみ焼却のために委託している市に支払った委託料金は、1989年の時点で11億円でした。