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西荻夫婦/やまだないと

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恋人とのあり方をすごく考えさせられた作品。
ラストは曖昧でハッピーエンドともバッドエンドともつかず、ただただ切なくなりました。

愛の行き着く先はどこなのか?
そもそも愛とは何なのか?
現代の恋愛や結婚をリリカルに描いた秀作です。

この夫婦は恋人というなんとなくねっとりした甘みのある関係というよりは、日々を共有するのにお互いが適しているといった親友に近い。
それは一見とても厚い信頼で固められているかのように思えるのだが、男女においてははかなく脆いものだという側面を覗かされてドキッとする。
『子供』を排除した結婚生活をよしとする夫婦が激増した昨今にはまさにリアルタイムな作品だった。
しかし夫婦とは子供を生むためのツール、共同体だけではない。
だからといって、『子供』をはじめからお互いの意思を持って排除しようとする夫婦の在り方は、やがて崩壊へと向かわないだろうか。
それは結局引いては相手でさえ自分の都合のいい道連れにしか過ぎないからかもしれない。

物語
「わたしが、誰よりもわたしを選んで生きていることを彼にだけ許された気がして、その時以来もう何年もわたしは彼と一緒にいる。この先も彼しか許してくれないだろうと思う。/このうしろめたさ。/無駄な終末。」
結婚して7年、つきあって8年、西荻に暮らすみーちゃんとないとー先生。
ないとー先生は漫画家。
お互いに働いて、好きなことをして、一緒にいるときは一緒にいる。
親友とも兄妹ともいえそうな、親しいようで遠い関係。
夫婦の日常が淡々と描かれていく、その先に待つものとは・・・。

夏目友人帳

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「そうだね 僕も人が好きだよ 優しいのも あたたかいのも 人も 獣も もののけも皆、 魅かれ合う何かを求めて 懸命に生きる心が好きだよ。」本作の第四話、最後のこのページを読んで涙がこぼれるように流れてきました。切ないです!!人に触れられた優しさをずっと日々の糧にしている妖達があまりにも切ないです。

物語
妖怪が見える少年・夏目貴志は、ある日祖母の遺品の中から「友人帳」を見付ける。この「友人帳」とは彼の祖母・レイコが妖怪をいじめ負かした結果、奪った名を集めた契約書であった。
それ以来、名を取り戻そうとする妖怪達から狙われるようになってしまった夏目は、とあるきっかけで自称用心棒の妖怪、ニャンコ先生(斑・まだら)と共に、妖怪達に名を返す日々を送りはじめる─。
作中において、妖怪はしばしば「妖(あやかし)」と称される。

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