治癒力はどこからくる? 3
人びとは医師を信じ、頼って、自分の健康に注意を払わなくなりました。
病に効くくすりが簡単に、それも妥当な値段で手にはいるんだ、心配することはないじゃないか、というわけです。
・・・ところが、体内のバクテリアはたえず抗生物質に抵抗する新種をつくりだしていることがわかってきました。
そうなると、医師は投与量をふやすしきません。
そのうち、どんな新薬にも抵抗するある種の連鎖球菌の場合のように、量をふやしても効かなくなるという現象が起こってきました。
化学者や生理学者はいま、効く抗生物質、探しにやっきになっています。
抗生物質の大量摂取がどんな障害をもたらすのかがまだ解明されていないというのに、あえてリスクをおかす必要があるでしょうか?
動物実験で抗生物質の大量投与の影響を研究している専門家から聞いた話ですが、摂取した薬剤の7割は体内での行き先が判明していますが、残りの3割が長期にわたってどう作用するかはまったく不明だということです。
症状を長期聞おさえつけているところからして、わたしは、それが免疫系を低下させることに関係していると考えています。
その「おさえつける」という抗生物質のはたらきも問題にしなければなりません。