治癒力はどこからくる?
患者が「これで治るぞ」と思うように手助けをすれば、治癒の反応が活動をはじめます。
・・・・しかし、くすりが、とくに抗生物質がすべての感染症の解決法だと考えるのは早計です。
たとえば、子どもの中耳炎には2、3週間の抗生物質投与が標準的な治療法になっていますが、それよりずっと安全で効果的な方法があります。
それは症状を起こしている真の原因をしらべることです。
たいがいの医師が抗生物質を使うのは、耳の感染が耳のなかだけで自己完結的に起こっていると考えているからです。
しかし、問題はじつは、その子どもが生まれたときからはじまっていることが多いのです。
直腸呼吸反射の不全によって、頸部と上背部のリンパ液排出がうまく機能せず、そこに溜まってしまうことが多いのです。
だから、治療が必要なのは耳ではなく、からだ全体です。
わたしはまず骨盤と胸郭の緊張をゆるめます。
・・・すると、リンパ液が全身に流れるようになります。
そこで、グリセリンを少量、耳のなかに落としてやるのです。
中耳炎はこれできれいに治ります。