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2011年01月 アーカイブ

都市づくりを考える 3

一つのグループは、2回目、3回目と住宅を住み替えてきた人達で、買い替えグループといってもよいでしょう。


この人達は住宅ローンもそう苦しんではいません。


ただ年齢はかなり高く40代の人達が多いです。


もう一つのグループは30代そこそこの若いカップルの人達です。


彼らはだいたいが良い企業に勤めています。


住宅取得価格は4000万円くらいで、一番安い住宅を取得しているが、それでもローンのために奥さんが働く共稼ぎ家庭です。


子供を保育園に預ける世代が再び増えてきています。


どういう人達が入ってくるのか、その人達は何をしている人なのか、つまりそこに入ってくる人達の生活像がわからないと、自治体経営の街づくり計画はしっかりしたものになりません。


平成2年には京葉線が東京駅に入り、東京駅から12分弱で住宅地の玄関口に到達しました。


そうなれば住宅の販売価格はさらに上がってきます。


それによってそこに住む人達もこれまでと変わってきます。


このような動向を推し測りながら、浦安市はいろいろな公共施設を用意しているのが現状です。


まさに試行錯誤で考えているといったところでしょう。

水の上に浮んだこわれやすいお盆

浦安市は埋立地ですから、水の上に浮んだ壊れやすいお盆のような街だというのがその特徴です。


雨が降れば機械的に排水しないかぎり、水を処理することはできません。


うっかりすると、夏の集中豪雨のときには床の上に水が上がってきます。


雨に降られたときに、マンホールをあけるとすぐ水が見えます。


常に水との闘いをしているのが浦安市です。


いろいろな排水設備をつくり、それらをきちんと管理してゆくシステムができていないと、いざという時には使い物になりません。


この水に弱い埋立地は当然のことながら、地層が液状化によって緩み、建物が倒れる危険性をかかえています。


高価な素晴らしい住宅であっても、ここに建てられていれば間違いなく液状化の危険にさらされます。


その被害に対する対応をどうやっておくかは、行政としては考えておかざるを得ないでしょう。


埋立地に住むときに生ずるこのようなリスクを常に覚悟し、それに対する安全対策を講じ、次々と浦安に入ってくる市民が楽しく生活できる公共基盤を、市民の裏方としてつくりあげてゆくこと・・・


これが、地方自治体としての浦安市の最大の課題となってくるでしょう。

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